本プロジェクト3年目の第1弾「キッカケをつくる場 #01 とちぎで見つけたわたしのローカル」を開催しました。この「キッカケをつくる場」では、ローカルに興味のある人やとちぎにゆかりのある人たちが、ローカルやとちぎをキーワードに自由に集い、関わり、交流する場を提供しています。様々なテーマでのトークイベントやワークショップ、とちぎのひとに出会う交流会の開催やとちぎ関連のイベント情報などを発信しています。
今回は「とちぎで見つけたわたしのローカル」をテーマに、コンパスに参加したことがキッカケで、「都心ととちぎの2拠点生活」や「会社員+◯◯」といった新しい働き方、暮らし方を実践している2名をゲストに招き、ローカルとは?コンパスとは?参加しての変化は?などについてトークを行いました。
当日は15人の方にご参加いただきました。皆さん貴重な日曜日にありがとうございます!
オープニングでは参加者のみなさんに簡単な自己紹介をしていただきました。栃木県に興味のある参加者同士、自分の仕事や出身地、異動やUターン転職などでこれから栃木県と実際にどう関わっていきたいかなど、早速具体的な話が飛び出す人も…!
コンパスを主催している栃木県地域振興課の関口良平さんに本プロジェクトの趣旨を説明いただいたあと、事務局を務めるとちぎユースサポーターズネットワークの古河より、プロジェクトの詳細や実施したことで生まれた変化等について説明をさせていただきました。
説明も早々に、実際に見て・聞いてもらった方が分かりやすい、ということで「ローカルライフ ビフォー→アフター」をテーマに、今日のゲストでともに栃木市のツアーに参加したコンパス1期生の中村美紀さんと2期生の三田圭恭さんにお越しいただき、コンパスやローカルのリアルを語ってもらいました。
どんなツアーだったのか?何を得られたのか?
参加したツアーの画像を見ながら、ゲストのお二人から説明いただきました。
栃木市のツアーのチーム選択ではともに小商いチームを選択されたお二人。
1期生の中村さんはツアーによって地元の人でもなかなか入ることができない蔵の中に入ることができたことの喜びや参加者同士でイベントを企画し、そのために1回目のツアー終了後の都内に戻ってからも連絡が欠かせなかったことの苦労を語ってくれました。
また2期生の三田さんは栃木市でかつては銀行として使われており、現在は空き家になっているパーラートチギのリノベーションの手伝いに汚れつつも楽しさを感じたことや、小商いチームとして地元の活版印刷会社さんとコラボし、名前を刻印したレザーのネームプレートの作成ワークショップを実施したことの充実感を語ってくれました。
また中村さんはコンパスを通じて、読書会などの開催を行う地元の人と知り合ったことをきっかけに「ブック・リング」という地域の大人と10代の若者を本で繋ぐ活動をともに立ち上げ、そして三田さんはコンパスでの小商いやワークショップでの経験をきっかけに自身のレザー製品ブランド「Tre.」を立ち上げました。
最後に中村さんと三田さんから「ローカルにこういう風にかかわると面白い」というお題に対して「ローカルに対して何を求めているか。ささいなことでもいいので自分が知りたいこと、求めていることを考えておくことが大事」「好きなことを声に出していくこと。そうすることで縁が生まれることもあるので発信していくことが大事」というアドバイスをいただき、トークセッションは締めくくりとなりました。
そして最後は質問タイム。少人数のグループに分かれ、それぞれの意見・感想を共有したうえで、ゲストのお二人やコンパスの企画に対する質問をいただきました。中には「ズバリ今年のツアーの舞台は?」という突っ込んだ質問も。お約束ですがそれは乞うご期待…!
…と1時間半のプログラムはあっという間に過ぎていきました。皆さんお疲れ様でした!
今年も都市部在住の皆さんが描くローカルのある暮らしの実現に向けて、応援していきます。どんな出会いが生まれるのか、今年も楽しみです。
おまけ
\終了後にコンパス大同窓会を開催!にぎやか!/